産まれました。産科病棟はさながら『新米ママ養成所』のよう。
7月18日に無事にちび羊を出産しました。
予定日よりも1週間近く早い出産でした。
前日はマタニティヨガに行っていたワタシ。その日の深夜ぐらいから、お腹の張りを感じて、一応間隔を測ってみると大体10分ぐらいのような…。でも、それほど痛いわけでもなかったので、まさかこれが陣痛だとは思わず、とりあえず朝まで様子を見てみよう…と。
翌朝になっても、やっぱりお腹の張りは続いており(そりゃそうだ)、間隔も微妙に短くなっているような。
丁度その日は妊婦健診だったので、9時の診察時間を待って受診すると、すでに子宮口が8cmまで開いていました。
そのまま入院となり約6時間後には出産となりました。初産にしてはスムーズなお産だったのではないか、と思います。
私がお産した病院は母子同室。
初日からチビ羊と一緒の生活が始まりました。
シャワーなどに入る時間などは、ナースステーションで預かってもらえますが、それ以外はほぼ赤ちゃんのお世話はお母さんが行います。
結構、スパルタ養成所です。
入院していた5日間は赤ちゃんと合宿しているような気分でした。
特に初日は、深夜からの陣痛でロクに寝ていない状態なのに加えて、出産時に会陰縫合をしている痛みやらなにやらかにやらでとにかく自分が動くのもつらい状態で、慣れない赤ちゃんのお世話をするのは本当につらかったです。
とにかく産まれて24時間はできるだけお乳を吸わせることが、母乳育児を成功させるためには重要と言われて、夜間も頻回に授乳しないと…と思うのだけど、なんせお尻が痛くて起き上がることも座ることも時間がかかるわけですよ。赤ちゃんの泣く理由もよくわからず、初日の夜は本当につらかった。
赤ちゃんがなかなかおっぱいを切り上げられないので、赤ちゃんを抱っこしたままご飯を食べるなんて技もあみ出しました。
でも、そのおかげで4日目、5日目になってくると、赤ちゃんとのおっぱい連携プレーが上達してきた感じもあり、おむつ交換や抱っこなんかもかなり上達したように思います。
今にして思うと退院して、家に帰ってから「わーーーん」ってなるよりはいいのかな、とスパルタ教育に感謝しています。
実際、退院して家に帰ってきた今の方が数段らくちんです。
夜は夫がいるので一人ではないから、多少泣いても見ていてくれる人がいるし、ごはんの最中だって交代で赤ちゃんをあやすことだってできるし、トイレも赤ちゃんが泣くのを気にしてイソイソと行く必要もないし、一人じゃないって素晴らしい!!
もちろん育児は楽しいだけじゃないとは思いますが、これから色んな新しいことが起きるだろうとワクワクします。