保育園選び ~親の理想と現実の狭間で…~
7月からチビ羊を保育園に入れることにしました。
本当は出産後の9月から保育園に入れる予定でいたのですが、今年の3月にまさかの夫の異動、引っ越し。
結局、予定していた保育園には入ることができず、新しい引っ越し先で一からの保育園探し。
引っ越した先の新潟市では、年度途中の入園は毎月募集・申請をするようで、入園希望月の1か月前に申請をするシステムのようです。
最初は前と同じように出産後の9月頃の入園を考えていたのですが、準備や1か月前の申請等々を考えると出産後は厳しいと思い、まだ私が動ける出産前の7月に入園させることに決めました。
引っ越し直後から保育園の情報収集を開始。
毎月1日に市のホームページなどで、保育園・こども園・幼稚園等の入園可能状況が公開されるのですが、公立保育園の空きはかなり厳しい印象。
幼稚園・こども園も狭き門という感じ。
あと、やっぱり気になるのは園の環境。
近くて入れればどこでもいーやー、ってわけではないですからねぇ…。
なので、近所や目ぼしい園の子育て支援センター等にとりあえず遊びに行って、園の様子を何となく感じたりしていました。
支援センターの先生たちも、自分の園に関わらず色んな有益情報を教えてくれ、区役所からの情報では知りえないような割とコアな内容の話も教えてくれて、すごく参考になりました。
私の園に対する希望(理想)は、
とにかく子どもが自由にのびのびと遊べる環境があること。
園によっては(特に幼稚園では)、英語や音楽や、スポーツなどなどに力を入れているところもありましたが、私はあんまりそういうことには興味がなくて、むしろ、外遊びがどのぐらいできるか、自然の中で思いっきり水遊びや泥遊びをさせてほしい、ということの方が重要でした。
ただ、ここは新潟市。それなりの都会。住宅に囲まれた環境。
多くの園は住宅街の中に位置していて、園庭が少しある程度。周りに歩いて行ける公園があれば、まだいいけれど、散歩コースが住宅街を歩く、という場所も少なくない。
うーーーん。。。
そんな中、見つけたのが、森の幼稚園。
車で40分くらいかかる場所なのですが、フィールドが野山。
毎日、どこかしらのフィールドに出かけて行って、自然の中で遊んでくる様子。遊びも子供の自主性重視。今日、何をして遊ぶのかも子ども達次第。
親のあこがれもありまして、もう、一度行っただけで、心奪われました。
でも、車で片道40分。それもバイパスを使って、山の中に入っていく…。
果たして、毎日送り迎えができるだろうか…。
話を聞くと、私と同じような地域から通っている子どもも少なくないそう。
うーーーん。頑張ればできるのか。
すごーく、すごーーーく、迷い、夫とも休日に見に行ってみたりしましたが、
結局、あきらめました。
一番のネックになったのが、非常時のお迎えが難しい可能性があるということ。
地震などでバイパスが使えなくなった時など、お迎えに行くことはおそらく相当困難。
近くに知り合い等がいて預かってもらえるなどの状況であればまだしも、起こるかどうかはわからないけれど、やっぱり不測の事態は想定しておかなければ…、ということであきらめました。
すごーく、すごーーーく、残念だったけど。
それで、結局、割と近めの園に決めました。
幼稚園ベースのこども園です。
決め手となったのは、
- 園の裏が森のある神社で、園外に外遊びできる環境があったこと。
- 先生方の対応が自然であったこと。子供向けのテンションの高さとかがなく、保護者にも子供たちにも自然に接している印象がとてもよかった。
- 若い先生だけでなく、経験のありそうな先生方もいたこと。若い先生の元気さとフレッシュさは子供たちにとってもちろん大事だと思うのですが、ある程度経験と貫禄のある先生もいて欲しいと思います。若い先生ばかりだと、先生の回転も早いのかな…とか想像してしまうので。
時間もあまりなく、十分な見学等もできないまま、この3点と私のフィーリングで決めました。
※決定要因は完全なる私個人のものであり、人によって判断基準はそれぞれだと思います。
若い先生がいっぱいいる元気な園がいいっていう方もいるだろうし、私の今回選んだ園が元気がないってわけでもないです。
幸いにも若干名の空きがあり、無事に入園が決定しました。
実際、詳しい内容や準備などしてみると、制服やら指定カバンやら何かと制限・指定も多く、幼稚園だなー、と感じることも多いです(自分が通ったのが公立の保育園だったので、すべてが自由だったのもあり。30年以上前の話なんですけど…)。
まぁ、一番はチビ羊が毎日楽しく通ってくれることかなぁ、と思っています。
とりあえず、園が決まり、今は準備の真っ最中。
かなり準備する物も多く、提出する書類もたくさんあって、やっぱり出産後にしなくてよかったーと思っています。